物忘れ外来受診について
「もの忘れ外来診療」のご案内
1. もの忘れ外来とは?
“もの忘れ”が気になっている人のための外来です。
高齢になると“もの忘れ”が多くなってきます。その多くは年齢相応の自然な老化ですが、「もしかしたら認知症がはじまったのではない?」と不安に思っておられる方のために、その方のもの忘れが、自然なものなのか病的なものなのかを診断し、必要に応じて適切な治療を行います。
2. もの忘れ外来を受診するには
「もの忘れ外来」は予約制です。前もって、当院にご相談ください。
3. どんな検査を行うのですか?
患者さんの状態により異なりますが、一般的には、以下のような検査を行います。
(1)神経心理学的検査=脳のはたらき(記憶など)を調べます。
・一般知能検査
改訂長谷川式簡易知能評価スケール、MMSE
時計描画テストなど
(2)画像検査=脳のかたち(萎縮の有無など)を調べます。
・頭部CT(脳画像検査)など
(3)血液検査
・血液一般、生化学検査(肝機能、腎機能、脂質)甲状腺機能、ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸など
4.どんな治療を行うのですか?
(1)薬物療法
(2)生活指導
※ 治療が必要な場合には、かかりつけ医の先生にお願いしたり、当院の一般外来で継続します。
5.早期受診のお勧め
たとえ認知症と診断されたとしても、早い段階で治療をはじめれば進行を遅らせることができます。また、疾患によっては適切な治療により治すこともできます。
早めの診断、治療をおすすめします。どうぞお気軽にお問い合わせください。
受診のご予約は…
小泉病院 「地域医療連携室」 まで
広島県三原市小泉町4245
電話:0848-60-9101(地域医療連携室直通)