大人の発達障害外来診療について
「大人の発達障害の外来診療」のご案内
発達障害は、自閉症スペクトラム障害(ASD)と注意欠陥多動性障害(ADHD)がよく知られています。
これらは子供の疾患と思われがちですが、発達障害は成人に達しても治癒することはなく、
社会生活の様々な場面において不適応を繰り返すことが稀ではありません。
知的な能力は十分あるにもかかわらず状況判断が苦手であることが多く、対人関係が上手く
いかず就労先で辛い思いをされている場合もあります。また独自のこだわりがあり、音や
匂い、感触などに対する感覚過敏があり物事に集中できない悩みを持つ方もおられます。
《当院の診療について》
検査:
自閉症スペクトラム障害(ASD)と注意欠陥多動性障害(ADHD)に関する心理テスト
を行います。必要に応じてほかの心理検査を行うこともあります。
治療:
注意欠陥多動性障害(ADHD)に関してはお薬による治療があります。
自閉症スペクトラム障害(ASD)に関してはご本人の悩みに応じた処方内容となります。
落ち着いた生活を送るための心理士による生活指導も行っていますのでご希望の方は
申込出来ます。
予約制になっておりますので受診を希望される方は当院の地域医療連携室にご連絡ください。
大人の発達障害外来担当医師: 一ノ瀬真琴